チャンネルタイプ (type) は、以下の6つが定義されている。

表現は Mirakurun 系統に合わせてはいるが、独自に CATV と STARDIGIO を追加している。

  1. GR(地デジ)
  2. BS(BSデジタル放送)
  3. CS(110度CSデジタル放送)
  4. CATV(ケーブルテレビのうち、地デジ・BS の再送信を除いた独自のチャンネル)
  5. SKY(124/128度CSデジタル放送・スカパー!プレミアムサービス (SPHD))
  6. STARDIGIO(124/128度CSデジタル放送・スターデジオ (SPSD))

なお、GR は UI 上は「地デジ」と表示している。

GR と言われても一般的にはまず意味がわからないだろう。とはいえコード中に日本語はあまり持ち込みたくないので、折衷案でそのような形に落ち着いた。

CATV について

「CATV」はケーブルテレビのうち、「デジタル放送リマックス」や「JC-HITSトランスモジュレーション」と呼ばれる領域のチャンネル、要するにケーブルテレビのうち有料放送で C-CAS が必要で、本来は CS(スカパー)にあるようなチャンネルのことを示す。


地デジや BS の再送信はパススルーかトランスモジュレーション(トラモジ)かに関わらず、ネットワーク ID やサービス ID が同一のものになっている。 これは、TS データに手を加えずに再送信していることによるもの。

一方、CS チャンネルの再送信や、ケーブルテレビ独自のチャンネルでは、TS データを Remux(リマックス)し、独自の TS にした上で送出しているらしい。 このため CS にあるチャンネルとはチャンネル番号(サービス ID)が異なっているし、番組ラインナップも完全に一致していなかったりする(一部の番組が配信されないなど)。

そして、それらのネットワーク ID は 0xFFFE など、通常とは異なるものになっている。

チャンネル番号も異なるのに CS にマッピングするのは不自然なので、CATV として新たにチャンネルタイプを追加した。

STARDIGIO について

「STARDIGIO」は SKY(スカパー!プレミアムサービス)と同じ124/128度CSデジタル放送なのだが、スカパーが運営しているわけではなく、カラオケとかでおなじみの第一興商が運営している「スターデジオ」という音楽配信ラジオチャンネルのことを示す。